Java
巷ではPythonやらGoやら言われてますが、個人的にはJavaおすすめです。
おすすめの理由
日本の業務システムの多くはJavaで動いています。
(一部レガシーな公共系、金融系のシステムはCOBOLとかで動いてますが・・・)
そのため、世の中の大手Sierでの開発案件におけるプログラミング言語はJavaが採用されることが多いです。
また、Javaはオブジェクト指向言語でもあるので、コーディングと一緒にオブジェクト指向を学ぶことができるので一石二鳥です。
なぜJavaが選ばれるのか
オブジェクト指向
前述した、オブジェクト指向の概念が適用できるので、開発が容易になります。
例えば、ホテルの予約システムを作るとしましょう。
予約システムで必要な機能は以下だとします。
・宿泊日時の設定
・宿泊人数の設定
・希望料金の上限と下限の設定
・条件に合致した空いているホテルの検索
オブジェクト指向が採用されている言語だと必要な機能ごとにプログラムを作ることができます。
つまり、各設定条件を受け取るプログラムと受け取った条件に合致した空いているホテルの検索するプログラムを別々に作成することができます。
こうすることで、複数人でプログラムを作ることができるので、効率よく開発が行えます。
(かなりざっくり書いているのであくまでも参考程度にしてください)
大規模なシステムだと機能が100個200個と必要になるので、一人で一つのプログラムを作るよりも複数人で作成したほうが楽だということは言うまでもありません。
汎用性がある
JavaはJVMという仮想マシンで動作します。なのでOSがWindows、Mac、Linuxとか関係なく動作します。また、動作するPCの性能(メモリの大小とか)からの影響を受けにくいのもよいところ。
速い
Javaはコンパイラ型なので処理速度が速いです。少なくともPythonよりは速い。
Pythonは?
ちなみに、Pythonですがデータ分析や機械学習向けのライブラリが多く提供されているにすぎません。Pythonという言語そのものにメリットってあんまりないです。
しいて上げるなら、Javaと比較すると短いコードで書くことができる場合があるので可読性が高いことがメリットです。ですが、Pythonはインタープリンタ型の言語なので、大規模な処理を行おうとするとJavaと比較して処理速度が遅いです。Javaの代替となるかと言われるとならないと個人的には思っています。
Sierに就職が決まった方やこれから就職しようと思っている方、Javaの勉強おすすめしときます。