筆者のプロフィール
- 大手子会社Sier(SES)勤務
- 入社2年目
- 常駐先:親会社
客先常駐の労働環境は悪い?
結論から言うと常駐先に依存するといったところ。
一概に良い悪いは決められません。
というのも、親会社の社員でさえ
クライアント(顧客)のオフィスで業務を行ったりします。
SierのSEで完全に自社のオフィスでしか作業しない人間はほぼいないです。
親会社の管理職とか、スタッフ職なんかはしないんじゃないかなと思います。
常駐先の会社がテレワークはプロパのみ、
常駐社員はセキュリティコンプライアンスの関係でダメとかだったら
労働環境は最悪ですがそんなことめったにありません。
親会社のプロパとほぼ同じ働き方です。
少なくとも子会社だからとか協働社だからで勤務環境に差はほとんどありません。
(親会社は裁量労働orフレックス、その他は定型勤務とかはありますけど)
客先常駐はなぜ批判されるのか
一般的に客先常駐が地獄とか言われるのは3次請け以下、
ピラミッドの下層のほうにいる人の労働環境が悪いだけです。
残業代が出ないとか経験年数を詐称させられて現場に突っ込まされるとかは
所属してる会社の問題であって客先常駐とは一切関係ありません。
スキルがつかないとかも結局のところ現場によってスキルがつかないような
場所があるだけで、客先常駐=スキルがつかないと
結論付けるのは間違いです。
(現に当方もAWSとかETL、BIツールのスキルついてます)。
少なくとも大手の子会社ではそんなことはありません。
SierのSEはほとんど客先常駐
先ほども述べましたが、
解釈にもよりますが客先常駐してないSEはいません。
働きだしたら、出社先が自社のオフィスか客先のオフィスかなんて
超どうでもよくなります。
H、N、Fとかみかかデータとかの年収見ればわかりますが、
あの人たちの中でも客先常駐してる人いますけどクッソ高いでしょ?
平均700万とかもらってるんですよ。
入社1年目とかでも400万以上もらえるような企業ですら
客先常駐してるんですから、客先常駐は悪ではありません。
労働環境が悪いのは客先常駐が原因ではなく所属会社
もしくは常駐先が悪いのです。
常駐先ガチャに外れると最悪
労働環境がいいか悪いか
(テレワークができるか、開発環境が整ってるか)
は常駐先に依存するので、結局はガチャです。
なので、できるだけアタリを引けるように
就職先は大手Sierを目指しましょう。
くそみたいな労働条件で働かされることはなくなります。
大手Sierがむりなら最低でも大手子会社を目指しましょう。
客先常駐だからって悪いイメージを持たなくてよいです。
どうしても自社開発がいいなら、
自分でサービスを作ってる会社(Web系とかGAFAとか)
なら常駐しなくてもいいかもしれないです。
(実際はどうなのか知りませんが)